医療脱毛の基本情報・1
永久脱毛できる
脱毛サロンの行っている光脱毛は、低出力の光を照射するのでムダ毛を細くする効果しかありません。しかし、クリニックの行っている医療脱毛には非常に高出力のレーザーが使用されるので、ムダ毛の毛根を破壊して再生能力を奪うことが可能です。
したがって医療脱毛を受けることでムダ毛が生えない状態の肌に変える永久脱毛の効果が得られます。この効果は医療脱毛でしか得られないので、永久脱毛したい方は医療脱毛を受ける必要があります。
脱毛施術の期間
低出力の光を利用した脱毛サロンだと脱毛施術を終えるのに3~4年という長い期間が必要です。しかし医療脱毛には高出力のレーザーが使用されるので、脱毛サロンと比較しておよそ半分の1~2年という短い期間で脱毛施術を終えられます。したがって、できるだけ早く脱毛を終えたいという方には医療脱毛がおすすめです。
施術中の痛みやトラブル
医療脱毛には高出力のレーザーが使用されるので、脱毛サロンで行われる医療脱毛よりも脱毛施術の際に強い痛みを感じます。そのため、VIOなどの刺激に敏感な部位を脱毛する場合には麻酔剤を塗布する必要があります。
ただし医療脱毛を行っているクリニックには医師や看護師といった医療従事者が務めているので、施術の際に火傷などの肌トラブルが発生した場合に、病院へ行かなくてもその場で適切な処置を受けたり薬を処方してもらえるといったメリットがあります。
脱毛施術に使うレーザー
アレキサンドライトレーザー
有色人種の肌に合っていると言われており、医療脱毛を行っているクリニックが最も多く利用しているレーザーです。中空照射という肌に触れない照射方法なので、VIOなどの脱毛施術で不快感が少ないというメリットがあります。
ダイオードレーザー
レーザー器の照射口が四角くて当て漏れが起こりにくいので、二重照射の手間があまりかからず脱毛施術が比較的短時間で終わるというメリットがあります。
YAGレーザー
他のレーザーよりも肌の深部に届くので、他のレーザーには反応しないような細い産毛でも脱毛できます。ただし施術に伴う痛みが大きいので、肌が敏感な方の場合は麻酔が必要です。
医療脱毛の基本情報・2
脱毛施術を断られるケース
生理中や妊娠中
脱毛サロンの場合は、体調不良への対処や衛生面での対応ができないといった理由から基本的に生理中の脱毛施術を断っています。しかし、医療脱毛を行っているクリニックには医療従事者が務めているので、体調面でのトラブル対応や衛生面で万全の管理が可能です。
したがって、医療脱毛なら生理中の方でも脱毛施術を受けられます。ただし生理中は普段よりも肌が敏感になる場合があるので、人によっては刺激が強すぎてVIOの脱毛施術を受けるのが困難な場合があります。そして妊娠中の方に関しては、脱毛施術に伴う痛みが陣痛を引き起こすリスクがあるので大半のクリニックが医療脱毛を行っていません。
日焼けや地黒
医療脱毛に使用するレーザーは、ムダ毛のメラニン色素に反応する性質を持っています。したがって肌の白い人が脱毛施術を受けるとレーザーはムダ毛のみに反応します。しかし、日焼けや地黒で肌が黒い方の場合は、肌全体のメラニン色素が多いので、レーザーが肌に反応して火傷などの肌トラブルが起きる場合があります。
そのため黒さの程度にもよりますが、日焼けした方や地黒の方は脱毛したいと思っても医療脱毛の施術を断られる場合があります。
事前準備について
医療脱毛のレーザーはムダ毛に含まれるメラニン色素に反応するので、ムダ毛が長く伸びていると肌の外側に露出した部分が燃えて火傷などの肌トラブルに繋がります。したがってクリニックで医療脱毛を行う前には、あらかじめカミソリや電気シェーバーなどを使ったセルフケアによってムダ毛を少し剃っておくことが大切です。
脱毛施術の料金
医療脱毛の施術に掛かる料金の相場は以下の内容です。
- ひじ上 :10万円~16万円
- ひじ下 :10万円~16万円
- 両脇 :3万円~7万円
- VIO :11万円~21万円
- ひざ上 :15万円~28万円
- ひざ下 :10万円~20万円
- 全身脱毛:30万円~50万円
(※各部位4~6回分の施術料金)